真に幸せになるための法華経

 こんにちは!初めまして、ソラです!

すべてお話するのはとうてい無理ですので、優しく誰でも解るようにお話ししていこうと思います。

 では、初めに説かれた「無量義経徳行品第一」から始めます。

①今からお釈迦様が説かれるであろうと、インドの霊鷲山  で端座しておられるお釈迦様のまわりに菩薩や神々、鳥、動物、鬼神、等々が集まって仏さまを供養している   

光景からまず始まります。

②菩薩の徳の讃嘆が行われている。

(いつも安らかで、不平不満を言わず、自己中心の物の見方をせず、澄み切った心で奥深く大きい心の菩薩である)

③次に仏の徳相の讃嘆が行われている

 仏は三十二相の徳相をしておられる

(透き通るように美しく、泥水に染まる事無く、塵が降ってきても身を汚す事が無い)

 

本論に入る前段階として、仏、菩薩の徳の尊さや美しを讃嘆したのは、心に焼き付け、

私たちも少しでも一歩でも近づけるように努力精進しますという気持ちになってもらいたいという仏の慈悲から始まっています。

 幸せな人生を歩むには自らが清浄な心になり、人に喜ばれる人となる事が出発点で、

最終目的は「成仏=相手との一体感」で有ることが「徳行品」で説かれています。

 *①で鬼神も来ているとありますが、ここが法華経の懐の広いところで、つまり、仏教徒に限らず、他宗教のかたでも、皆でこの地球で仲良くしていきましょうという仏の深いお心です。現在の地球に必要な事と思います。

では、次回は徳行品をもう少し詳しく見ていきたいと思います。宜しくお願いします。